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東大寺、新型コロナ対策を終了 ひしゃく使用など解禁

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新型コロナウイルス感染症対策終了を発表した東大寺の大仏殿=奈良市雑司町

 奈良市雑司町の東大寺は、2020年から実施してきた新型コロナウイルス感染症対策をきょう31日で終了すると発表した。同寺はこれまで段階的に対策緩和を行ってきたが、観光客が増える5月の大型連休後の状況を見て終了を決めた。 

 

 6月1日からは、コロナ禍以前の対応に戻り、閉じられていた大仏殿の柱の穴くぐりが開放されるほか、大仏殿正面参道の一方通行や手水舎のひしゃく使用制限などが解除される。また、竹の棒で閉じられていた大仏殿正面の西側扉が開放され、香炉が正面へ移動される。

 

 橋村公英別当は「産業医の先生らと相談し、感染対策に変化を持たせるためのひとつの目途として終了を決めた。また、必要であれば始める。アルコールは必要に応じてご自由にお使いいただければ」と話した。

 

 同じく新型コロナウイルス早期終息と同感染症で亡くなった人の冥福を祈るために毎日続けられてきた「正午の祈り」もきょう31日で終了する。

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