奈良県プラスチック成型協同組合(池木啓仁理事長、正会員70社)は26日、葛城市東室のプラスチックセンターで、第63回通常総会を開いた。委任状を含め会員42人が出席。任期満了に伴う役員改選があり、理事長に池木氏を再任した。

　冒頭、池木理事長が「事業活動をさらに発展させていくためには、DX(デジタルトランスフォーメーション)に対応した人材の育成や確保に取り組んでいかなければならない」とあいさつ。来賓の県産業・観光・雇用振興部の森本壮一部長と西日本プラスチック製品工業協会の山田浩副会長が祝辞を述べた。

　役員改選や本年度事業計画案など4議案を審議し、全て原案通り承認した。役員改選では、副理事長に梅本和彦氏、家根谷武氏、吉田計彦氏を再任。専務理事に三木靖浩氏を再任した。任期は理事長を含めいずれも2年。

　理事長に再任された池木氏は「組合員の成長・発展のために尽力していきたい」と話した。

　本年度事業計画には、外国人技能実習生受け入れや技能検定が盛り込まれた。