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葛城JC、献血支援など呼びかけ 6月10日馬見丘陵公園で「命のリレー」

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献血支援や来場を呼びかける葛城JCの皆さん=18日、奈良市法華寺町の奈良新聞社

 葛城青年会議所(葛城JC、上村洋輔理事長、会員数15人)は6月10日、奈良県広陵町大野の県営馬見丘陵公園北エリアの花見茶屋前で、献血支援と白血病、骨髄バンクへの理解と協力を呼びかける取り組み「私たちが繋(つな)ぐ命のリレー2023」を実施する。

 

 病気治療などに必要な輸血用血液は献血のみで支えられ、しかも血液は人工的に作れず長期保存もできないという。特に、献血者が減少傾向の若年層(10〜30代)への協力も求めていきたいとしている。

 

 同日開催のイベント「輝け! 可能性フェスティバル 奈良ブロック大会・葛城大会」(日本青年会議所近畿地区奈良ブロック協議会主催、葛城JC主管)に併せた取り組み。イベントでは「可能性」をテーマに、会場の馬見丘陵公園が集客と収益を生み出せる持続可能な公園になるよう、活用方法などをPRしたい考え。

 

 当日は献血のほか、ステージで落語や音楽、ダンスなどが披露され、大和高田市出身のタレント加護亜依さんがゲスト出演する。飲食エリアには20種類近くものキッチンカーが集結し、芝生の上でくつろげるフリースペース、子どもが遊べるキッズエリア、葛城エリア(4市1町)の紹介もあり、家族で楽しめるように工夫されている。

 

 上村理事長は「地域のためにJCは何ができるのか。全ての人の可能性が輝くよう、奈良を盛り上げたい」と話している。

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