社会
ジェネリック、奈良県の使用76.5% - 全国順位ワースト2位、普及促進が課題
全国健康保険協会(協会けんぽ)奈良支部は、医療費適正化につながる後発医薬品(ジェネリック)について、2022年度の管内利用状況をまとめ、発表した。協会けんぽはジェネリック普及のため先発薬品の服用者に対し、切り替えによる自己負担軽減額を通知する取り組みを行っており、その結果、22年度は26.9%がジェネリックに切り替えた。ただ使用割合は76.5%で全国平均の81.3%には届かなかった。同支部は「広報の強化や医療機関への協力要請に取り組み、今後もジェネリック普及を促進する」としている。