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早期完成で奈良市に利益 作間・奈良市自治連会長「市長賠償は気の毒」 - 新斎苑巡る住民訴訟判決

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和解案への思いなどを語る奈良市自治連合の作間会長(中央)と吉岡相談役(右)、梅林相談役(左)=4月29日、同市法華寺町の奈良新聞社

 奈良市自治連合会の作間泉会長らが4月29日、再任あいさつのため奈良新聞社を訪れ、用地買収を巡る住民訴訟で高裁判決が確定、市が仲川元庸市長と元地権者に1億1640万円の損害賠償を請求し、奈良地裁が和解案を出したことに関連し、「悲願でもあった新火葬場の早期完成で市に大きな利益をもたらした仲川市長個人に賠償を求めるのは納得がいかない」などと話した。和解案の受け入れを審議する市議会の臨時議会はきょう1日に開会、作間会長らは審議の行方に注目したいとしている。

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