政治
奈良地裁が市長ら3000万円ずつ負担の和解案 - 奈良市新斎苑用地取得訴訟
住民訴訟団は反対声明
奈良市の新しい火葬場「市斎苑『旅立ちの杜(もり)』」(同市横井町、昨年4月1日開業)の用地取得を巡る住民訴訟の高裁判決確定を受け、市が仲川元庸市長と元地権者に対し約1億1640万円の損害賠償金の支払いを求めている裁判で、奈良地方裁判所は25日、市長と元地権者双方に3000万円ずつ支払うよう求める「和解案」を示した。市は和解案を受け入れる方向で、来月1日、臨時議会を招集。議案提出する。一方、住民訴訟団は同日、市内で会見し、和解案への反対声明を発表した。