歴史文化

奈良・古社寺の花めぐり/五重塔背景に風に揺れる - 興福寺の「左近の藤」

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五重の塔に掛かるように揺れる左近の藤=17日、奈良市登大路町の興福寺

 奈良市登大路町の興福寺、南円堂横の「左近の藤」が見頃を迎えている。今年は例年より10日ほど開花が早いという。

 

 南円堂を建てた藤原冬嗣が自ら植えたと伝わり、戦火で焼けながらも、植え継がれてきたという。室町時代には「南円堂藤」として南都八景の一つにも挙げられた。

 

 フジ棚では上品な紫の花が涼し気に風に揺れる。改修工事前の五重塔と共に愛でることができるのも今年が最後。貴重な奈良の風景として目に焼き付けておきたい。

 

 同寺では、22日から5月7日まで「春の北円堂特別開扉」を実施(要拝観料)。国宝の弥勒如来坐像などが拝観できる。

下から見上げても美しい=17日、奈良市登大路町の興福寺

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