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経済

奈良県内8事業者がPR 新商品・サービス合同記者会見

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新しい商品やサービスを発表した事業者=2月27日、奈良市柏木町の県産業振興総合センター

食品や衣料品、日用品、飲食物など

得意分野や企画力生かす

 

 奈良県内の中小企業・小規模事業者が新商品・サービスを報道関係者に披露する合同記者発表会(県地域産業振興センター、県よろず支援拠点主催)が2月27日、奈良市柏木町の県産業振興総合センターで開かれた。県内8事業者がそれぞれの得意分野や企画力を生かした食品や衣料品、日用品、飲食物などをアピールした。

 

 ウィズ・アフターコロナ時代の生活を見据えつつ、伴走型支援による新たな事業展開や販路・取引先拡大のきっかけづくりとして昨年度に続いて開催。今年は発表会後のフォロー研修も加えた。

 

 各事業者は事業内容とともに、新たに開発した商品、サービスのコンセプトや顧客ターゲット、開発に関するストーリー、類似品と比べた優位性、今後の展開などを発表。新サービス、商品化を実現した技術力と実績、発想の斬新さも訴えた。

 

 このうち、サンロード(橿原市)は、微粒子の捕集性と息のしやすい通気性を両立した立体型帯電不織布マスク「LIKEAIR」を出品。「今後もマスク需要は期待できる。現在使用しているものと比べて良さを実感してもらえれば」と話した。

 

 西垣靴下(大和高田市)は、ラグビー用靴下を生んだ技術力を生かし、他の球技でもパフォーマンスを向上させる5本指の靴下「ソックスラボ(R)フットボール」を開発。「瞬発力を求められる球技に最適な、アスリート本位の靴下ができた」と力を込めた。

 

 他の参加事業者、商品内容・サービスは次の通り(順不同)。

 

 奈良祥樂(斑鳩町)=古代歴史ロマンをイメージした斑鳩産黒米を使った8種の和・洋菓子▽ラッコラ(奈良市)=小麦粉・乳製品・卵・砂糖不使用にもこだわるヴィーガン(完全菜食)スイーツショップ▽ワールド・ヘリテイジ(奈良市)=「Lunch&Cafe鹿珈(ロカ)」で提供の薬膳キーマカレーを家庭で作れる県内漢方薬局監修のカレー粉▽一般社団法人「Es」(奈良市)=食べることも染めることもできる新開発染料を体験できる草木染工房「奈鹿ね子染菜」を曽爾村に開設▽農業公園信貴山のどか村(三郷町)=放し飼いする純国産種鶏「さくら」の卵を使った「のどか村天空さくらたまごプリン」▽福角兄弟農園(宇陀市)=2025年までの1ヘクタールの耕作放棄地開墾と、ウェルネスフーズとして育てる紫菊芋を使った商品の開発。

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