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足元に春の気配 季節を映す奈良の和菓子も 2月19日は「雨水」

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和菓子は四季との結び付きが強く、季節感も堪能できる。写真は上生菓子「下萌え」を仕上げる喜多誠一郎さん=奈良市中院町の樫舎

 19日は二十四節気の一つ、「雨水(うすい)」。降る雪が雨へと変わり、積もった雪も解け出して草木が芽吹き始めるころとされる。

 

 この時期、奈良市中院町の菓子店「樫舎(かしや)」では、ゆり根と白小豆を使った上生菓子「下萌(したも)え」を勧める。主人の喜多誠一郎さんは「旬の素材の味を引き出し、季節感が味わえるお菓子を用意している」と話す。

 

 下萌えは若草色に染めた白小豆のあん玉をゆり根のあんで覆い、雪と若芽を表現。一口サイズに切ると春の訪れを感じる。店内のカウンター席(要予約)では客の前で上生菓子などを仕上げ、提供している。

 

 問い合わせは同店、電話0742(22)8899。

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