社会
奈良市クリーンセンター候補地、中町追分自治会が名乗り
奈良市が計画中の新しいごみ処理施設(クリーンセンター)建設の候補地として、市西部の中町追分自治会が名乗りを上げた。25日、市に要望書を提出。検討するよう申し出た。自治会が活用を望むのは観梅の地で知られる追分梅林の土地(総面積約7ヘクタール)。高齢化や居住者が減るなど管理の難しさも背景にあるとみられる。市は近隣市町との広域連携による施設建設が立ち行かなくなり、仲川元庸市長は市単独での「七条地区」での計画推進を掲げているが、地元や市議会などの理解は得られていない。来年度当初予算案の審議でも大きな争点になるとみられている。