経済
奈良労働局 トラック運転手の長時間労働改善へ「荷主特別対策チーム」
荷待ち解消へ要請強化
健康に働ける環境整備
奈良労働局(鈴木伸宏局長)は、トラック運転手の長時間労働の改善を目的とした、21人体制の荷主特別対策チームを編成した。トラック運転手ら自動車運転者の労働時間改善などを目的とした「改善基準告示」の改正(昨年12月)に伴う取り組み。発着荷主らに対し、改正の周知を図るとともに、長時間の「荷待ち」を発生させないよう要請する。同局は「取り組みを通じてトラック運転手が健康に働ける環境整備に努めたい」としている。基準の改正は来年4月に適用される。