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社会

ジェネリック医薬品に奈良県内29.9%が切り替え

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過去最高も全国平均には届かず

 

 医療費の適正化などにつながる後発医薬品(ジェネリック)について、全国健康保険協会(協会けんぽ)奈良支部は、2021年度の管内普及状況をまとめ、発表した。同協会は先発薬品の服用者にジェネリックに替えた場合の自己負担軽減額を通知、切り替え促進を図っており、21年度は過去最高の29・9%が切り替えたことが分かった。ただ全国平均(31・3%)には届かなかった。奈良のジェネリック使用割合は75・9%で全国46位にとどまっており、同支部は「引き続き服用者への広報強化、医療機関への協力要請などに取り組む」としている。

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