特集2024年春の高校野球奈良大会速報

社会

葉がクルリ 御杖・春日神社の「ラッパイチョウ」 移ろう季節、きょう二十四節気「小雪」

関連ワード:

落葉が境内を覆い、薄っすら雪が積もったような春日神社。ラッパのようにくるりと巻いた葉を探してみては=21日、御杖村土屋原

別の写真を見る

 11月22日は二十四節気の一つ「小雪(しょうせつ)」。北国から初雪の便りが届くころ。ただ、積もるほど降らないことから小雪と表現されたようだ。奈良県内では木々が赤や黄色に色づき、艶(あで)やかだ。中には紅葉の見頃が過ぎ、葉が風に舞い社寺や街路を彩る。

 

 奈良県御杖村土屋原の春日神社では樹齢400年以上といわれるイチョウの落ち葉が境内を埋め尽くし、まるで薄っすら雪が積もったようだ。同神社のイチョウは葉の先が筒状になった珍しい葉が交ざることから「ラッパイチョウ」と呼ばれ、親しまれている。

 

 村内には厳寒期、空気中の水分が木々の枝に付着して凍り付く「霧氷」が見られる三峰山もあり、自然が生み出す幻想的な冬景色が楽しめる。問い合わせは、同村観光協会、電話0745(95)2070。

関連記事

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド