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橿原で体験型教育イベント 子どもらフリマに挑戦

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不要になった物をフリーマーケットに出店して販売する子どもたち(左側)=13日、橿原市曲川町7のイオンモール橿原

 子どもが現金を使って、売り買いをやりとりする体験型教育イベント「キッズフリマ」が13日、奈良県橿原市曲川町7丁目のイオンモール橿原で開かれ、子どもたちはコミュニケーションを通じて、お金の扱いや物を大切にする気持ちを学んだ。

 

 NPO法人キッズフリマ(東京都)が主催。1階「スターライトコート」で午前、午後の2回実施。出店者は小学3~6年生が主体で、購入者は園児から小学生までが対象。午前の部には兄弟や姉妹などのグループ13組が出店し、自宅で不要になったおもちゃや、絵本、ぬいぐるみなどに値段を付けて並べた。

 

 同法人スタッフから販売の説明を受けた後、店長になった子どもたちは、商品を買った子どもと金銭のやりとりなどをした。

 

 出品者の大和高田市の小学4年生の双子姉妹、岩澤帆純(ほずみ)さん(10)と凪紗(なぎさ)さん(同)は「たくさん買ってもらいたい」と話し、売ったお金は帆純さんは「貯金したい」、凪紗さんは「友達へのクリスマスプレゼントを買いたい」と思い描いた。

 

 同法人の佐藤海朋(みほ)さんは「奈良で開催するのは初めて。子どもたちが頑張って売り買いしてほしい」とエールを送っていた。

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