桜井市新市庁舎グランドオープン式典 駐車場や地域交流広場を整備
駐車場や地域交流広場などの整備を終えた奈良県桜井市役所新庁舎のグランドオープン記念式典が4日、同市粟殿の同庁舎前で開かれた。土屋直毅副知事や地元県議ら来賓のほか、県内外の市町村長や関係者ら約150人が出席。新庁舎整備事業の完了を祝った。
市内の和太鼓グループ「初瀬太鼓麟角舎」と「和太鼓大美和」のメンバーによる演奏で始まり、松井正剛市長らがテープカット。
松井市長が「整備事業が検討から約6年の月日を経て完了し、万感迫る思い。市民サービス、防災、まちづくりの拠点として市民に愛され、親しみやすい新庁舎となるよう決意を新たにしている」と式辞。続く西忠吉市議会議長のあいさつのほか、来賓が祝辞を述べた。
鉄骨4階建て、延べ床面積約7840平方メートルの新庁舎は昨年9月に開庁。隣接していた旧庁舎の解体工事を今年3月に終え、跡地などで駐車場や地域交流広場といった整備を進めていた。駐車場は公用車を含めて114台分のスペースがあり、今月1日から供用開始されている。