社会
五條・大塔の「簾の山」で高齢夫婦が山岳遭難
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夫は山中で座ったまま死亡
妻は民家の軒下で保護
15日午前4時ごろ、奈良県大和高田市西坊城の無職、辻之内正二さん(83)、カツ子さん(83)夫婦が14日早朝から五條市大塔町簾の山に出かけて帰らないと、辻之内さんの長男から五條署に通報があった。
長男と五條署などが15日朝から周辺を捜索し、午前7時ごろ、山中で座ったまま死亡している正二さんを発見。同10時半ごろには道の駅吉野路大塔近くの民家の軒下に座り込んでいたカツ子さんを発見、保護した。
同署によると、カツ子さんに目立ったけがはないが、山に入ったことも覚えていないという。