社会
奈良県対策の運用順調 責任者登録、療養先トリアージ基準 - 新型コロナ
新型コロナウイルス対策で、県は12日、先月20日に開いた県対策本部会議以降の取り組み状況をまとめ、発表した。新たに設定した療養先トリアージ基準、感染対策責任者の登録とも支障なく運用が進んでいると報告。引き続きワクチンの3回目接種の促進を図るとともに、4回目接種の実施にも備えるとしている。
同日の定例記者会見で荒井正吾知事、平夏来医療政策局長らが説明。新たな療養先トリアージ基準については、入院対象を酸素投与が必要な患者や基礎疾患治療で入院が必要な患者に絞ったが、一部の医療機関から歓迎の声が寄せられ、医療現場が混乱したという報告はなかったとした。