社会
花の甘い香りを間近で - 五條・金剛寺のオオヤマレンゲ
五條市野原西3丁目の金剛寺のボタン園で、オオヤマレンゲが見ごろを迎えている。
オオヤマレンゲは吉野の大峰山系に自生し、花の形がハスに似ていることが名前の由来。同寺では先代住職が鑑賞用の約15本を園内に植栽した。今では2メートルを超えるそれぞれの木に数十の白い花やつぼみが見られ、甘い香りを漂わせている。
同園ではこのほか、オオヤマレンゲと同品種で八重咲きのミチコレンゲ、エニシダ、ヤブデマリなども見ごろ。藤原覚盛住職(68)は「20日ごろまで開園予定なので、メロンのような甘い香りを楽しめるオオヤマレンゲなどを近くで見てほしい」と話している。
同園開園時期は拝観料350円、駐車料300円。午前8時30分から午後5時開園。無休。問い合わせは同寺、電話0747(23)2185。