教育
西の京高・地域創生コース3年生が参加し民俗学入門講義
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奈良市六条西3丁目の県立西の京高校(中川照久校長)で25日、民俗学入門特別講義が開かれた。地域創生コースの3年生38人が参加し、民俗学者で大阪公立大学都市科学・防災研究センター特別研究員の橋本裕之さん(60)が「地域文化の二次創作―アニメを使って地域づくり!」について講義した。
「二次創作」とは、既存の原作の世界観を基に独自の作品を創作すること。橋本さんはTVアニメ「ノラガミ」に登場する七福神を例に挙げ、「本来の七福神とは違うが、古い伝統文化が再構成されて新しい役割を与えられている。若い人が伝統文化に触れる入り口になる」などと話した。