歴史文化
心霊スポットのイメージ一掃へ 奈良・白高大神で清掃活動
インターネット上で「奈良の心霊スポット」として紹介されている奈良市大和田町の廃神社「白高大神(しらたかおおかみ)」で19日、大阪市のユーチューブ運営者や地元住民らが清掃活動を始めた。主催者は負のイメージを払い、パワースポットに変えていきたいと意気込んでいる。きょう20日まで。
かつては伏見稲荷大社(京都市)の講社であったとされる同神社。参道の鳥居がなくなり、キツネ像の頭部が失われるなど荒廃が目立つ一方で、滝もあり自然豊かな趣も残っている。
清掃活動を主催したのは、動画投稿サイト「ユーチューブ」の「ありがとうちゃんねる」を運営する合田豊さん(34)=大阪市=と、同じく「みんなで神社へ行こう!」の運営者、河野司さん(39)=同。地元住民5人と、SNS(会員制交流サイト)で今回の活動を知った大阪市や広島市などからの男女約20人が参加した。