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明新社相談役・乾嘉平氏をしのぶ

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乾嘉平氏の遺影に花を手向ける参列者=8日、奈良市三条本町のホテル日航奈良

 明新社相談役で昨年12月に92歳で死去した乾嘉平(よしゆき)氏の「お別れの会」が8日、奈良市三条本町のホテル日航奈良で開かれ、約350人が参列して故人をしのんだ。長男で現社長の昌弘氏が喪主、元南都銀行頭取の西口広宗氏が実行委員長を務めた。

 

 乾氏は東京都出身で、大学卒業後、当時の郵政省に入省。結婚を機に明新社の前身、奈良明新社に入社し、奈良そごうの誘致に貢献するなど、本業の印刷業だけでなく、まちの発展にも寄与した。

 

 昌弘氏は「活版印刷からオフセット印刷への移行、本社移転など新しいことに挑戦し続ける人だった。跡を継ぐ者としてその精神を大切にしたい」、西口氏は「奈良の経済界にも欠かせない人だった」と振り返った。

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