社会
奈良高生 人文字で“感謝” 移転控え校舎に惜別
今年4月から校地を移転する奈良市法蓮町の奈良高校で2日、記念の人文字撮影が行われた。法蓮地区の地域住民への感謝と、校舎への惜別の気持ちを表すイベント活動の一環。同校グラウンドに1、2年生の生徒9クラス約720人と教員で「ありがとうHOUREN」と人文字を作り、生徒たちは楽しげに撮影のドローンに向かって手を振った。
この2年間はコロナ禍のため全校生徒で集まることができなかった。人文字は「最後にこの学校で全員でできることがしたい」と考えた生徒会のメンバーが発案。文字の内容は全校生徒から募集して決めた。