社会
海保がせんとくんとコラボ グッズ作成し「118番」の普及図る
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関西の海を管轄する海上保安庁第五管区海上保安本部が奈良県民に緊急通報番号「118番」を普及させようと、1月18日の「118番の日」に先立ち、同庁マスコット「うみまる」と県マスコット「せんとくん」のコラボレーショングッズを作成した。県内の小中高校を中心に、クリアファイルやポスターで「海の事件・事故は118番」と呼び掛ける。同グッズの活用は令和4年1月から令和5年12月までの予定。同庁が県内の学校を訪問した時や各種イベントで配布する。
海上保安庁によると、「118番」の運用開始から20年以上経過した今もなお、間違いや無言、即切りなど無効な通報が99%を占める。また第五管区内の海難事故で、奈良県出身者や居住者の人口10万人当たりの人身海難件数が、内陸の8都県中1位と多いことから、県民を中心に「118番」を正しく活用してもらおうと「せんとくん」に白羽の矢が立った。