東京商工リサーチ奈良支店は19日までに、10月の県「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査の結果を発表した。忘年会や新年会を「開催しない」県内企業の割合が8割超となり、2年連続で全国トップとなった。同支店の担当者は「奈良は自衛意識の高い企業が多いからではないか」と推測している。

　新型コロナの発生が企業活動に影響を及ぼしているかとの問いには、「影響が継続している」(67.19%)が最多。7割近い企業で影響が続いている状況だ。「現時点で影響は出ていないが、今後影響が出る可能性がある」(15.63%)が続いた。