社会

きょうから大淀で「現光寺縁起絵巻の世界」展

「現光寺縁起絵巻」の一場面。吉野の寺を訪れた天皇の牛車(大淀町教育委員会提供)

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 大淀町比曽の世尊寺に伝わり、国内で初めて彫られたとされる仏像「放光仏」の由来などを記した絵巻を紹介するミニ展示「現光寺(げんこうじ)縁起絵巻の世界」がきょう14日から、大淀町桧垣本の町文化会館通路で始まる。6月21日まで。

 世尊寺は日本書紀に登場する吉野郡最古の古代寺院「比曽寺」の跡に立つ。平安時代ごろから法号を現光寺といった。

 絵巻は上下2巻(各約9メートル)で、京都狩野派が描いた絵画と漢文かな交じり体の文で構成。上巻には飛鳥時代に蘇我氏が建てた吉野の寺に放光仏が祭られるまでの物語、下巻には香木で彫られた観音像や聖徳太子像に集まる信仰、後醍醐天皇の行幸を迎える華やかな寺の様子などが描かれている。

 絵巻は江戸時代初期に寺の復興資金集めの計画の中で制作されたという。町が有形文化財に指定し、デジタルデータ化したものを今回、解説付きで漫画風の番組「光を放つ仏さま~現光寺縁起絵巻の世界」(14分)として再編集し、インターネットで公開した。「大淀町公式動画」で検索できる。

 会場ではこの動画をテレビで常時上映し、世尊寺や絵巻の解説パネルを展示。比曽寺跡出土の土器や瓦5点も並べた。町教育委員会は「中学生にも興味を持ってもらえる動画に仕上がったのでぜひ楽しんでもらいたい」としている。

 午前9時~午後5時。火曜休み。問い合わせは町文化会館、電話0747(54)2110。

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