総合
練行衆 マスク姿で1列に - 社参/お水取り2021

東大寺二月堂の修二会(しゅにえ=お水取り)は21日、11人の練行衆が境内の諸堂を巡って参籠中の無事を祈る「社参(しゃさん)」があった。
午後1時ごろ、新型コロナウイルス感染防止のためにマスクを着用した練行衆らが、別火(前行)中の宿舎の別火坊を出発。和上役の狹川普文別当を先頭に一列になって境内を進み、大仏殿や初代別当の良弁僧正を祭る開山堂などを巡拝した。
途中、大仏殿東側の石段など4カ所では、平衆(ひらしゅ)と呼ばれる下役の練行衆7人がマスクを外して小さなほら貝を吹き鳴らした。
終了後、二月堂下の湯屋で「試みの湯」があり、練行衆一人一人が参籠の意思を表明。入浴して身を清めた後、二月堂の舞台から聖武天皇陵と大仏殿を遙拝(ようはい)した。
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