勉強場所を考える - 10億件のデータが教える算数・数学の学習法(3)
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「算数・数学」の効果的な学習法について、人気の学習指導者・今木智隆氏が紹介する全12回の連載コラム。3回目は、勉強場所の利点についてお伝えします。
今木智隆(いまきともたか)
RISU Japan株式会社代表取締役。1979年京都府生まれ。東大寺学園中学校・高等学校、京都大学大学院エネルギー科学研究科修了。デジタルマーケティングのコンサルティングを経て、2014年RISU Japan株式会社を設立。タブレットを利用した幼児から小学生向け算数教材で、のべ10億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。国内はもちろん、シリコンバレーでもハイレベル層から、算数やAIの基礎知識を学びたいとオファーが殺到している。著書に『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』(2019年 文響社)。
勉強を効率よく行うためには、勉強場所や時間・方法など、勉強する内容とは一見関係なさそうに思える要素も大事です。皆さんも集中できない場所や気が散ってしまう時間帯があるのではないでしょうか。ちなみに私はこの歳になってもどうしても朝が苦手です(笑)。そこで今日は、勉強効率を上げるための勉強場所の選び方について、それぞれの勉強場所の長所と短所を見ていきます。
みなさんのお子さんは普段、どこで勉強していますか? ほとんどのお子さんは、自宅で勉強しているのではないでしょうか。
家での勉強は、3つの利点があります。