社会

感じて 太田微高地の生活 - 注目の木製仮面も/桜井市立埋文センター 纏向遺跡の最新調査企画展

メクリ1号墳の周濠から出土した土器=11日、桜井市芝の市立埋蔵文化財センター 拡大
太田微高地で出土した木製仮面=11日、桜井市芝の市立埋蔵文化財センター 拡大

 桜井市芝の市立埋蔵文化財センターで11日、企画展「太田微高地の人びとのくらしー纒向遺跡の最新調査成果ー」が始まった。来年4月12日まで。

 太田微高地は纒向川によって形成された五つの微高地の一つで、纒向遺跡の中央部に位置する。3世紀前半から4世紀の遺構を検出。祭祀(さいし)遺物が多く出土する穴▽多数の柱穴跡のほか柵列跡や掘っ建て柱建物跡が見つかっている居住域▽前方後方墳のメクリ1号墳をはじめ方形周溝墓や土器棺墓などの多様な墓が存在する墓域ーを確認している。

 また巻野内(坂田)地区では、鶏形埴輪(はにわ)や冠帽(かんぼう)形埴輪が出土。まだ見つかっていない古墳が近くに存在する可能性がある。企画展では、平成19年に発見されて注目を集めた木製仮面、編まれて作られた籠状製品、占いに使った卜骨(ぼっこつ)のかけら、メクリ1号墳の周濠(ごう)出土土器などを展示し、これまでの発掘調査の成果を紹介している。

 市文化財協会の西村知浩学芸員は「3世紀の早い段階から太田微高地に人々が住んでいたことが分かってきている。どういう暮らしをしていたかを感じる機会になれば」と話す。

 開館時間は午前9時~午後4時半。月・火曜(祝日の場合は開館、翌日が閉館)、年末年始休館。入館料は一般300円、小中学生150円。

 問い合わせは同センター、電話0744(42)6005。

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