社会

当時の彩色 鮮やか復元 - 江戸時代に西陣で技術復活 中将姫と同技法/当麻寺で10日まで「綴織当麻曼荼羅平成本」公開

特別公開中の綴織当麻曼荼羅平成本を見学する来場者=5日、葛城市当麻の当麻寺

 葛城市当麻の当麻寺奥院(川中光教住職)で実物同様の綴織(つづれおり)で復元した「綴織当麻曼荼羅(まんだら)平成本」が特別公開されている。10日まで。

 当麻曼荼羅は中将姫が一夜にして織り上げたとされ、同寺によると、その技法は一度途絶えていたが、江戸時代に京都の西陣で復活したという。しかし、職人の後継者不足などで技術の伝承が危惧されている。

 技術が残る間に同技法で復元しようと同寺は平成元年に事業を始め、試行錯誤ののち、10年以上をかけて完成したという。同15年に同寺で初めて一般公開した。

 川中教正副住職(41)は「曼荼羅が織られた1250年前に中将姫が込めた思いや、当時の彩色などを感じてほしい」と話している。

 16日から来月1日までは同曼荼羅に換えて上村淳之画伯の襖絵「花鳥浄土」を展示する。

 拝観時間は午前9時から午後4時30分(入場は同4時)まで。拝観料は大人500円、小学生250円(ただし、16日からは大人1000円、小学生500円)。

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