社会

「令和」記念 来月に特別拝観 - 本堂や庭園、予約なしで/奈良・興福院

特別拝観を実施する興福院本堂(同寺提供) 拡大

 奈良市法連町の佐保路にたたずむ尼寺、興福院(=こんぶいん、谷村明英住職)が、皇位継承に伴う改元で令和時代を迎えたのを記念し、11月に特別拝観を実施する。普段は事前予約が必要だが、今回は約20年ぶりに、期間限定で予約なしでも本堂や庭園、本尊を拝観できる貴重な機会となる。

 特別拝観の期間は、11月6~8日と同22~24日。前期は平日のみ、後期は週末から土日曜を含む日程となる。時間は午前9時から午後4時(受け付けは同3時半)まで。

 拝観料は大人1000円、中高生500円、小学生以下は無料。団体(30人以上)割引もある。令和特別拝観記念として同寺の江戸掛袱紗(ふくさ、国重要文化財)柄のクリアファイルを先着500人にプレゼントする。また拝観料は寺の文化財保存修復の費用に充てられる。

 同寺は、平城京の右京四条二坊に当たる菅原伏見の里(現在の近鉄尼ケ辻駅東側付近)に創建され、平安時代の文献にも名が見える。その後、豊臣秀吉や徳川家光から寄進を受けて再興され、寛文5年(1665年)に現在地へ移転した。明治以降は幕府の庇護(ひご)を失ったが、浄土宗知恩院の所轄となり、今日まで由緒ある尼寺として法灯を保ってきた。

 伽藍(がらん)は、大門(江戸時代、県指定文化財)、本堂(同、同)、客殿(同、国重要文化財)、御霊屋(同、奈良市指定文化財)など。本尊は阿弥陀三尊像(天平時代、国重要文化財)。また渡辺始興筆の襖(ふすま)絵(江戸時代、奈良市指定文化財)、小堀遠州好みの庭園なども拝観できる(御霊屋は外観のみ)。

 特別拝観事務局は「後半日程なら木々も色づき始めるし、山沿いの境内からは素晴らしい眺望も楽しんでもらえる」と話している。

 問い合わせは興福院特別拝観事務局の鈴木さん、電話080(1023)4728。

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