総合

心も照らす“光の海” - なら瑠璃絵開幕

なら瑠璃絵がスタート。幻想的なイルミネーションが会場を照らした=8日、奈良市春日野町の奈良春日野国際フォーラム 拡大

 古都・奈良の冬を幻想的な光で飾る、第8回「しあわせ回廊なら瑠璃絵(るりえ)」(同実行委員会主催)が8日、奈良市の奈良公園一帯で開幕した。14日まで。点灯時間は午後6~9時。

 冬の観光客誘致などを目的に平成21年から毎年開催。春日大社や興福寺、東大寺の3社寺などを発光ダイオード(LED)による光の回廊でつなぐ。

 期間中、3社寺と奈良国立博物館でライトアップや夜間特別拝観などを実施。春日大社での霧に映像を投影させた光の演出のほか、東大寺ミュージアム前には人との距離で明るさや色を変化させる照明も今年初めて設置された。

 奈良の魅力を語る特別講演会や夜神楽の奉納などのほか、奈良公園の誕生日(明治13年)の14日には「バースデーライブ・花火」も行われる。

 初日は午後5時半から、主会場の同市春日野町の奈良春日野国際フォーラム東側庭園でオープニングセレモニー。奈良女子大学モダンダンス部のパフォーマンスの後、LEDの明かりが点灯されると、詰め掛けた来場者から歓声が上がった。

 会場では光の道の先にあるツリーに願い事を書いた花たんざくをつるす「冬七夕ロード」(有料)や、温かい飲食物が並ぶ「瑠璃絵マーケット」も行われ、大勢の来場者でにぎわった。中学時代の同級生2人と初めて訪れた橿原市の大学3年生塩見佳奈さん(21)は「思ったより規模が大きくてきれいだった」と話していた。

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