社会

“富本憲吉の宿”いかが - 来月オープン 1日2組限定/生家改修、レストラン併設

滞在型交流施設として生まれ変わった旧富本憲吉記念館=安堵町東安堵 拡大

 安堵町東安堵にある同町出身の陶芸家、富本憲吉(1886~1963年)の生家が、宿泊施設とレストランを兼ね備えた滞在型交流施設「うぶすなの郷 TOMIMOTO」として生まれ変わった。

 レストランは1月22日から営業を始めており、宿泊も3月1日から1日2組限定で受け入れる。

 富本は第1回重要無形文化財保持者(人間国宝)。生家は親交があった同郷の実業家、辻本勇氏(故人)が改修し、昭和49年に「富本憲吉記念館」として開館。しかし来館者数の減少などから平成24年に閉館した。

 平成26年に文化事業を行う公益社団法人ソーシャル・サイエンス・ラボ(奈良市)が「歴史的価値のある貴重な文化資源を残したい」と土地建物を取得。国の補助金約5000万円を受けるなどして保存・活用に向けた改修を進めてきた。

 運営は宿泊業のノウハウを持つワールド・ヘリテイジ(奈良市)に業務委託する。

 同施設の川井澄子マネージャーは「富本憲吉の世界観や作品への思いを伝え、新たな観光拠点として発信をしていきたい」と話している。

 問い合わせは同施設、電話0743(56)3855。

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