社会

巨大復元模写鮮やかに - モンゴル初 極彩色壁画特別陳列/橿考研で10月2日まで

実物大の官人図の画像(左)と復元模写=19日、橿原市畝傍町の県立橿原考古学研究所付属博物館 拡大

 平成23年にモンゴル初の極彩色壁画が発見されたオラーン・へレム墓(7世紀)について紹介する特別陳列が、橿原市畝傍町の県立橿原考古学研究所付属博物館で開かれている。10月2日まで。

 同墓は首都ウランバートルの西方約220キロに位置。モンゴルとカザフスタン共同の発掘調査が行われ、全長40メートル台の墓道や墓室などから壁画が見つかった。壁画には明日香村の高松塚古墳やキトラ古墳にもみられる四神の青龍や白虎をはじめ、官人図などが描かれていた。

 同墓は調査後、保護のために密閉されたが、大量のカビが発生。壁画が危機にさらされている。その中で、京都市の文化財修復会社「彩色設計」(小野村勇人社長)は平成24~27年、無償で壁画の復元模写を制作した。

 今回この復元模写を世界で初めて公開。壁画の実寸画像や説明・写真パネルなども含めて125点を展示する。

 長さ約7・6メートル、高さ約1・8メートルもある白虎は、実物大の画像を展示。高松塚・キトラ両古墳と比べると圧倒的に巨大な姿を体感できる。30分の1サイズの白虎と青龍の復元模写も並べられている。官人図なども画像と復元模写を比較展示している。

 小野村社長は「先人の巨大な絵が残っていることを知り、失われつつある壁画を後世に伝えてもらえれば」と話す。

 午前9時~午後5時開館。期間中は9月19日を除く月曜と同6、20日休館。入館料は大人400円、大学・高校生300円、小中学生200円。

 問い合わせは同館、電話0744(24)1185。

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