総合
現工場中継基地に反発 - 奈良市ごみ処理施設で市会
奈良市議会の9月定例会は8日、本会議を再開し一般質問を行った。その中で、三浦教次議員(奈良未来の会)が市クリーンセンターの移転計画に関連して質問。仲川元庸市長が現在の環境清美工場(同市左京5丁目)を移転後も、ごみの中継基地とする考えを示していることについて「到底、容認できない」と強く反発。清美工場周辺がリニア中央新幹線「新駅」の候補地となっていることを挙げ、「整合性が取れない」とも指摘し、無計画ともいえる市の態度を指弾した。
クリーンセンターをめぐっては、移転候補地の東里地区自治連合会などが計画の白紙撤回を求める動きを強めており、現施設の移転を求める「公害調停申請人の会」のメンバーでもある三浦氏は「候補地を選考後、いまだ候補地周辺での協議会が設置されず、自治会、寺院などから建設反対の申し入れが続けざまに出てくるのは、市長が合意ということに時間をかけ過ぎている。何が何でもやり通す信念と決断、気迫がない」と痛烈に批判。市北部の住民のいら立ちを代弁した。…
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