社会

地震に強く自動放水も - 新しい防災設備完成/薬師寺

東院堂に向けて設置された高所式の自動放水銃=17日、奈良市西ノ京町の薬師寺 拡大

 奈良市西ノ京町の薬師寺で、新しい防災設備が完成した。地下の導水管を地震に強い樹脂製に交換したほか、炎や熱を感知すると自動的に放水を始める首振り式の放水銃も導入。火災感知器や本坊の受信機も一新した。

 県などが平成20年度から工事を進め、総事業費は約3億7000万円(寺の単独工事除く)。金属製の導水管は地震で継ぎ目が外れやすいため、中越地震で強度が実証された樹脂製に改めた。

 全国でも導入済みの寺社は少なく、県内では春日大社に使用されている。

 自動放水銃は国宝の聖観音菩薩立像を安置する東院堂(国宝)と伽藍(がらん)の南側に位置する休ケ岡八幡宮に設置。東院堂は長屋王の妻、吉備内親王が建立し、現在の建物は鎌倉時代の再建。建物全体を水のベールで包むよう、高所式の自動放水銃が設置された。

 休ケ岡八幡宮は薬師寺の守り神で、本殿と2棟の脇殿(桃山時代)が重要文化財に指定されている。自動放水銃は伽藍(がらん)の感知器とも連動しており、類焼を防ぐ。

 火災感知器は東院堂と休ケ岡八幡宮のほか、南門(重要文化財)、若宮社(同)、金堂などで一新された。

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