特集奈良の鹿ニュース

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奈良県人も驚いた! 古代・出雲に「見返り鹿」は存在した!!

異彩を放つ埴輪「見返り鹿」

奈良県立橿原考古学研究所(橿考研)附属博物館の特別展で来場者を迎える「見返りの鹿」

 

 奈良と島根の両県は、大和・出雲の時代から歴史的に関係の深い間柄。

 

 橿考研附属博物館で開催の春季特別展「八雲立つ出雲の至宝」では、出雲国(島根)で出土した国宝・重要文化財を含む、旧石器時代~奈良時代の優れた考古資料を展示している。


 会場で来館者を出迎えるのは、平所遺跡(松江市)の鹿の埴輪。高さ93.5センチの大きさだけでなく、首をひねって左後方を見ている、その振り返るしぐさから「見返りの鹿」とも呼ばれ、数多い埴輪の中でも異彩を放っている。角度によって違った表情が感じられるのもユニークで人気を集めている。

 

 特別展は6月19日まで。午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館。

 

展示の解説記事はこちら

【特集】展覧会ここが見どころ<1> - 橿原考古学研究所付属博物館春季特別展「八雲立つ出雲の至宝」


奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 リニューアルオープン記念

令和4年度 春季特別展「八雲立つ出雲の至宝」

観覧料:大人800円、高校・大学生450円、小・中学生300円

問い合わせは同館、電話:0744(24)1185

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