東京株式市場の日経平均株価が2日終値で…
関連ワード:
東京株式市場の日経平均株価が2日終値で3万1524円22銭と約33年ぶりの高い水準となり、バブル経済崩壊後の最高値を更新した。
株価が高いのは景気がいいニュースなのだが、その割には平均賃金があまり上がっていないことや最近の物価高もあり、「株を持っている人だけが潤っている」とのやっかみも。
あまり恩恵を受けてはいないものの、経済の勉強も兼ねて筆者は二十数年前から株式投資を。周囲からの「意外と金持ちなんだ」「株は怖いでしょう」の声はまだしも「(株のような)ギャンブルは嫌い」には驚かされる。
多くの人のトラウマとなっているのが、バブル経済崩壊後の株価大暴落ではないか。バブルに「狂騒」して、数百万、数千万を消失した人も少なくない。
しかし根本的には投資はギャンブルではない。短期的な株式売買以外にも様々な方法、金融商品がある。金融教育を推進する学校も出てきた。
ただ、金融機関が売りたい商品と、顧客が買って満足する商品は別であると認識すべき。投資するしないに関係なく、正しい知識を身につけて損はしない。(栄)