国原譜
3月13日、JR西日本のダイヤ改正が行…
3月13日、JR西日本のダイヤ改正が行われる。例年なら、特急増発など鉄道ファンや旅行者らの興味を引く話題があるものだが、コロナによる「自粛」下にあるためか、運転日や本数の見直しなど地味なものになっている。
県内の利用客に影響がありそうなのは「深夜帯のダイヤ見直し」。大和路線・奈良線など、近畿エリア主要12線区で、最終列車の時刻が10~30分ほど繰り上げとなる。
サービス拡大という点では、イコカカードの利用範囲が広がる。北近畿エリア(東舞鶴、城崎温泉まで)、和歌山県内・きのくに線(紀伊田辺から新宮まで)、そして関西本線(加茂から亀山まで)で適用が始まる。
加茂―亀山間は今もディーゼルカーが走るのどかな路線だが、車載型IC改札機の利用となる。昔、駅の窓口で「硬券」と呼ばれる厚手の乗車券を買った経験は、遠い日の思い出となりつつある。
チケットレスサービスの広がりはコロナ禍の時代に合ったもの。通勤・通学に便利で、旅行者にとっても、小さな切符を失くすリスクが減る。
ともあれ自由に旅ができる日が待ち遠しい。(恵)
県内の利用客に影響がありそうなのは「深夜帯のダイヤ見直し」。大和路線・奈良線など、近畿エリア主要12線区で、最終列車の時刻が10~30分ほど繰り上げとなる。
サービス拡大という点では、イコカカードの利用範囲が広がる。北近畿エリア(東舞鶴、城崎温泉まで)、和歌山県内・きのくに線(紀伊田辺から新宮まで)、そして関西本線(加茂から亀山まで)で適用が始まる。
加茂―亀山間は今もディーゼルカーが走るのどかな路線だが、車載型IC改札機の利用となる。昔、駅の窓口で「硬券」と呼ばれる厚手の乗車券を買った経験は、遠い日の思い出となりつつある。
チケットレスサービスの広がりはコロナ禍の時代に合ったもの。通勤・通学に便利で、旅行者にとっても、小さな切符を失くすリスクが減る。
ともあれ自由に旅ができる日が待ち遠しい。(恵)