特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

今年も残り2カ月を切った。歳末や新しい…

 今年も残り2カ月を切った。歳末や新しい年を意識する時期にもなり、県内の文具店や本屋でも来年の手帳、日記帳が並び始めた。

 自身の行動管理手帳はカバーはそのまま、定型の中身だけ取り替えて使い続けている。公私兼用で20年ほどになるが、入れ替えだけでも気分が改まる。

 各年の中身を保存しておけば自らの活動、歩みの確認録になったのではと、今にして思う。もっとも現在はパソコンや携帯端末などで日々の管理をする人も多いことだろう。

 時々の思い、感情を残すなら日記も捨てがたい。これもデジタル機器に書き連ねておく手立てがあり、写真も添えられ、かさ張らず複数年の記録を集約できる点で便利だ。

 ただ大判の紙の日記帳には入場券や切符、レシート、小さな包み紙、商品タグなど記述に関連する品々を直接貼り付けておく方法がある。思い出の断片の質感は、撮影で保存したものより記憶を鮮明にする。

 令和初の年賀状も発売され、いよいよ本格的に新元号の時代に突入する。時代のひと区切りをどう生きたかを何らかの形で記録する頃合いが訪れている。(智)

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