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国原譜

下半期のスタートは消費税率の10%引き…

 下半期のスタートは消費税率の10%引き上げで始まった。食料品などを対象にした軽減税率の導入で一部で混乱がみられたが慣れるしかない。

 買い物らしい買い物もしなかったが、なじみの喫茶店は、コーヒー1杯で据え置いたままと10円値上げに分かれた。店主の思いがあるのだろう。

 今度の消費税率改定は、これまでの3%導入時、そして5%、8%の改定時と比べると、消費者の側は静かな印象だ。一部に買いだめもあったものの、近場ではそうでもなかった。

 民主党政権時代に当時の野田首相と野党だった自民党との約束でもあったし、国民の間に社会保障に対する意識が高まってきたせいかもしれない。

 これから日がたつにつれて税率アップの重みを実感するかもしれない。それだけに税の使い道に対しては、無駄がないか、しっかり目を光らせていきたい。

 道を歩いても電車に乗っても、イベント会場でも、どこに行っても高齢者ばかりだ。今でさえ社会の高齢化を実感している。高齢者が「日本に住んでよかった」と言えるような社会であってほしい。(治)

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