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国原譜

山添村が、三重県伊賀市、京都府笠置町、…

 山添村が、三重県伊賀市、京都府笠置町、南山城村でつくる「定住自立圏」に加入する議案を、9日開会の9月定例会に提案した(10日付1面)。

 一定の都市機能を持つ中心市と近隣市町村が協定を結び、各自治体の特色を生かした連携で、圏域全体で必要な生活機能を確保する仕組み、という。3府県をまたぐ圏域は全国で2例目だそうだ。

 議決が得られれば、医療、教育、広域観光、防災、公共交通分野などで連携を図るらしい。自治体の枠を超えた「生活圏」という結びつきが、新しい展開にどうつながるのか興味深いところだ。

 伊賀市、笠置町、南山城村は木津川、国道163号、JR関西本線でつながる。山添村は伊賀市とは名阪国道でつながるが、京都の2町村とは地理的には少し距離感も。

 とはいえ、2年前に南山城村にオープンした「道の駅みなみやましろ村」では、三重・京都・奈良3県の土産物などを扱っていた。広域観光の観点は既に芽生えていたように思える。

 人々が行き交い、いろいろな交流が生まれ、日々の暮らしにとってプラスアルファになってほしい。(恵)

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