国原譜

 県が取り組む厳冬期の観光振興イベント「大立山まつり」が新たな企画に挑む。きのう開かれた実行委員会で示された案に注目が集まりそうだ。

 一つは平城宮跡内をコースに設定したリレーマラソンの開催。スポーツ行事に衣替えしようというのではなく、会場のにぎわい創出が狙い。

 また国が実施する日本博の県関連プロジェクトの中に位置づけ、国内外への情報発信を進めるほか、県外の伝統行催事も取り込むなど、より幅広いイベントへと進化させるという。

 さらに来年度以降は奈良市以外での開催も検討するとしており、オフシーズンの誘客を目的とすること以外、内容見直しに柔軟姿勢を貫く。

 そもそも1月の寒中、それも宿泊に結びつくよう夜間をターゲットに屋外での催しを考えたこと自体、とても挑戦的だったが、改善を続ける姿勢はさらに評価できるかもしれない。

 蒸し暑い梅雨どきに寒さ対策で頭を悩ます委員も大変だが、行政は先憂後楽というか深慮遠謀があってこそ。来年の東京五輪に向けて全国各地が誘客にしのぎを削るなか県も大いに知恵を絞ってほしい。(松)

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