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国原譜

10連休最終日の6日が二十四節気の「立夏…

 10連休最終日の6日が二十四節気の「立夏」で、これに合わせるかのように季節は一気に夏へ。まだ四季の巡りが健在であることにほっとする。

 季節の移り変わりは自然の動きで、これを1年単位の「巡り」として刻んでゆく。西暦は今年の夏と昨年の夏は違う、などとこだわらず1年ずつ積み上げる。

 昨年は2018年で今年は2019年、東京五輪が開催される来年は2020年だ。時間の積み重ねを数字で量的に勘定するのには、西暦は分りやすい。

 西暦に対し、わが国の元号には独特の時代・歴史感覚がこもる。「明治」「大正」「昭和」「平成」そして「令和」。際立った出来事がそれぞれの時代を象徴する。

 西暦にも「60年代」「70年代」といったくくりで時代感を表す言い方がある。元号に関する論議は別として、時代を表す言い方の豊かさは大切にしてもいいのではないか。

 始まったばかりの令和の世にこれからどのような出来事が起こり、どのような時代を象徴するのか。まず目前に迫ってきた今夏の参院選で展開していく事態を、漏らさずしっかり見つめていきたい。(北)

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