昨日、新元号「令和」がスタート。これに伴う、最大10日という、初体験の特別な休み期間も折り返し。

　のんびりと心身を休めるのもいいし、普段やりたくても出来なかったことに取り組んだり、旅行に出かけたりとアクティブに行動している人々も多いだろう。

　話は変わるが、瀬戸内の広島県尾道市から、日本海側の島根県松江市までを結ぶ約137キロの高速道「中国横断自動車道(やまなみ街道)」をご存じだろうか。尾道側、松江側の一部を除き100キロほどが無料区間だ。

　平成27(2015)年3月に全通し、尾道|松江間は約80分も短縮された。だが、尾道から四国方面への「しまなみ海道」と比べると、人気度はいまひとつのよう。

　この道路は「新直轄方式」と呼ばれ、高速道路会社によらず、国と地方自治体の負担で建設された。無料区間の本線上にトイレやガソリンスタンド(GS)はなく、インターチェンジから自由に一般道に降りて、道の駅やGSを利用する形だ。

　京奈和自動車道も早く開通してもらい、観光や流通などにおける全通の魅力を早く語りたいものだ。(恵)