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国原譜

平成最後の知事選と県議選はきょう7日に…

 平成最後の知事選と県議選はきょう7日に投開票され、令和最初の県政を担う顔ぶれが決まる。有権者は新時代のスタートを誰に託すのだろう。

 期日前投票は5日までに11万人を超え、全体の約1割が投票を済ませた。前回に比べ倍増に近い。ただ最終的な投票率向上につながるかは不明だ。

 平成の知事選は、当初30~40%台の低い投票率が続き、衆院との同日選になった15年に約62%と急伸。以降は統一地方選に再合流し、県議選との相乗効果で50%強の底堅い動きになっている。

 一方、隣接府県を見れば例えば昨年選挙が行われた京都府は約34%、和歌山県も約38%でともに4割に届いておらず、以前の県内数字と符合する。

 これが単独実施の際の平均的な数字なのかもしれない。もちろん選挙の構図や課題によって数字は動く。ただ今も注目を集める大阪府市のダブル選でも、前回の投票率は約45%にとどまった。

 今回も県知事選は5割を維持できるか。低投票率は候補者の責任でないという人もいるが、県民が県政に関心を高める機会と動機を与え示すのも政治家の役割に違いない。(松)

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