国原譜

 3月8日は女性の政治、社会参加の平等を呼び掛ける国連の国際女性デーだった。県内でも女性奉仕団体などが女性の地位向上、男女共同参画社会実現へ啓発活動を行った。

 ただ、世界経済フォーラムの平成30年版男女格差報告で、日本は149カ国中110位。人権問題が取りざたされる中国(103位)より下位で、男女平等が進まぬ国と見られている。

 内閣府などの調査でも議員や首長、上場企業の役員、大学教授などの女性の割合はひと桁から2割止まり。賃金にも格差がある。

 さらに乳幼児のいる夫婦の男性の1日の家事、育児時間は女性の7分の1程度。育児休業取得にも大きな差があり、女性活躍社会推進の言葉が空疎に響く。

 平等化阻害の主要因が意識なのかは分からない。だが現状に向き合い、意識を変えなければ、制度だけ整えても改善しないことは分かる。

 イタリアではミモザの花を女性に贈って謝意を表す風習があり、後に国際女性デーと結びついたらしい。性別によらず将来に夢が描ける豊かな社会の形成には、身近な人への感謝から始めるのもいい気がする。(智)

 

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