国原譜

 7日は「人日(じんじつ)の節句」。物の本には「正月行事を終わらせる日」とあった。七草粥(かゆ)を食べて会社へ向かった人もいたことだろう。昨日から、ようやく社会全体が動き出した感じだ。

 今年の正月は比較的お天気もよく、穏やかなスタートとなったのは何よりだった。熊本の地震には驚いたが、地震列島に住む以上、いつ何が起きても対応できるように準備をしておくように、との戒めととらえたい。

 話は変わるが、4日に生駒の宝山寺にお参りした。仕事始めの日だったが、ご利益を授かろうとする人々でにぎわっていた。

 参道にあった食堂に入ると、そこは昭和56(1981)年公開の「男はつらいよ」シリーズ第27作「浪花の恋の寅次郎」のロケ地だった。マドンナ役の松坂慶子と寅さん役の渥美清が食事をした座敷が残っていて、感激しながら昼食をとった。

 最近は映画のロケ地は観光資源となり「聖地巡礼」などと称されるが、ここではただ静かに時間が流れていた。

 京都の観光地のような雅や華やかさはないが、奈良らしい落ち着いた雰囲気は大事にしておきたいものだ。(恵)

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