国原譜

 振り袖の販売・レンタル業者が突然営業を取りやめて、成人の日に晴れ着を着られない新成人が相次いだ。警察が詐欺容疑で調べるという。

 晴れの日を飾りたいと、親も本人も楽しみにしていたに違いない。前もって着付け、鏡に映るその姿を見て、立派に育ったわが子に涙した人もいよう。

 なのに、当日になって店は閉まっており、従業員はいない。おそらく早起きして、約束の時間に間に合うよう出掛けたことだろう。その若者たちの夢を踏みにじった罪は大きい。

 大人の社会は契約の社会ともいえる。日時を決め、金銭を介した取引だ。その約束が守られなかった。しかも業者は逃げてしまった。まさしく犯罪行為だ。

 式に出席できなかった新成人が多くいたという。どこの会場も懐かしい中学や高校時代の同級生と会って、話の輪が広がっていたが、参加できなかった人のことを思うと無念さが分かる。

 昨年末に発覚した県のキジの放鳥事業で、猟友会幹部が自宅に持ち帰っていたが、政治家の介入や口裏合わせの情報も入るなど深刻だ。だまされた県の姿勢が問われることになる。(治)

 

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