国原譜

 安倍晋三首相が憲法改正に向けた自民党内議論の加速化を促しているという。来春の国会発議、平成32年の施行を視野に入れたものだろう。

 このスケジュールが報じられ、一時ささやかれた衆院の年内解散・総選挙は遠のいたと感じる。内閣支持率の大幅な低下が示すように、誰が見ても逆風状態は明らかだからだ。

 安倍首相は憲法改正に執念を燃やしており、来年12月の衆院議員の任期満了までに改正を成し遂げたいに違いない。であれば、現有勢力の維持が欠かせない。

 最大のポイントは第9条(第2章・戦争の放棄)であり、自衛隊の扱いだ。ここに来て自衛隊の「適地攻撃能力」論議も注目を集めている。非戦(不戦)の思いは風前のともしびか。

 私たちの国は、あの戦争(太平洋戦争)を教訓として非戦(不戦)を誓った。国民の思いは現行憲法に表明された。ただ年がたつにつれて少しずつ“変容”してきた。

 敗戦後の武装解除から、どのようにして自衛隊は誕生したか。どのように自衛隊は海外派遣を進めてきたか。憲法改正までに変容の歴史を振り返ることが先ではないか。(北)

 

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