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奈良市ごみ処理場巡り市議会「現地施設改修を」 焼却炉停止に危機感

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 奈良市のごみ処理施設を巡り、仲川元庸市長と市議会のスタンスの違いが鮮明化しつつある。現在、事故などで焼却炉4炉のうち2炉が停止するなど老朽化が著しい現・環境清美工場(同市左京5丁目)の危機的状況に、「七条地区」での新クリーンセンター建設を全面的に進めたい仲川市長に対し、市議会では「喫緊の課題は環境清美工場の延命化」として現施設の大規模改修に予算を割くべきとの論調が高まる。施設更新は両者共通の願いだが、限られた財源の中で「投資」と「費用対効果」のバランスをどう取るか、攻防が激化しそうだ。

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